赤い井戸とはなれの家

赤い井戸は、常滑の土を使っているので、赤くなっています。
なぜ赤くなっているかと言うと、常滑の土は、鉄分を、多く、含んでいるからです。
昔から、暮らしに使われていました。南吉さんが、ごん狐と言う作品に、なぜ赤い井戸を入れたかと言うと、昔は、赤い井戸が、いっぱいあって、この辺で井戸といえば赤い井戸だったからです。
今では、赤い井戸は、貴重なものに、なっています。


次に、離れの家について、発表します。
離れの家は、南吉さんが、寝起きしていた所です。中学4年生の時に、お風呂を沸かすために、火をつけたまま、外に出で行って、火事になり、警察の人に、取り調べ、させられたところです。このことを、弁論大会で発表して、2等を取りました。
 
長い闘病生活も、ここで送りました。布団の近くに、本があって危ないと、東京からお見まいにきた巽せいかが、言いましたが、「本に埋もれて死ぬなら本望です。」と言って、本は、動かしませんでした。

今、離れの家は、伊勢湾台風で、無くなっていて、もともと、あった場所には、ほかの家が建っています。

 



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